Nutanix Objects をPCBR用にセットアップする(Object Store作成)

前回まで

前回はNutanix Objectsを作成するに必要な準備を行った。

準備編

今回からは実際にNutanix Objectsを有効化し、Object Storeを作成する。

  

免責事項

本記事はテスト目的などで手軽に構築することを目的としているため、

必ずしも要件は推奨事項に一致していない点はご留意ください。

  

シリーズ一覧

準備編

Object Store作成編

Bucket作成編 

PCBR実行編


マーケットプレイスの有効化

 Nutanix Objectsを有効化するためには、まずはマーケットプレイスから有効化が必要(45分かかる)

Prism CentralSmall以上の想定です

 

 

 

マーケットプレイスからNutanix Objectsの有効化

 マーケットプレイスにあるObjectsのパネルから有効化(Get -> Deploy)する

 

 

 

 

  

 

  

デプロイが終わるとApp SwitcherObjectsの項目が出てくるようになる

 

 

Object Storeを作成

 App SwicherからObjectsを選択すると最初のObject Storeの作成ウィザードが始まる

 

Nextで進める

 

 

 

 

 今回は最低限の構成を意図しているため、Worker Nodes1を選ぶ。

Object Store NameFQDNに反映されるため、証明書作成時のSubject Alternative Nameに影響する。

 


事前に作成しているSubnetIPアドレスを入力する

 


Publicネットワークについても同様に準備済みのSubnetIPアドレスを入力する。

※今回は最低限の構成を意図しているため、Storage/Public ネットワークで同じSubnetを利用している

 

 

入力が完了したらVaidateionを実行する(問題がなければ数分で完了する)

  

 

Validationの後は自動的に設定した内容でObject Storeが作成される(3040分)

Objectストレージを提供するWorker VMVolume GroupNutanixクラスタ上に自動展開される

 

今回の検証では37分ほどで完了した

 

 完了後の状態↓ 

  

次回予告

今回はNutanix Objectsの有効化とObject Storeの作成まで行った。

次回からはObject StoreBucketsの作成と、Backupに必要となる設定を追加していく。

 

 

参考:

Objects 5.2 - Object Store Service Deployment

Objects 5.2 - Enabling Nutanix Objects

 

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