Nutanix Objects をPCBR用にセットアップする(Object Store作成)
前回まで
前回はNutanix
Objectsを作成するに必要な準備を行った。
今回からは実際にNutanix Objectsを有効化し、Object
Storeを作成する。
免責事項
本記事はテスト目的などで手軽に構築することを目的としているため、
必ずしも要件は推奨事項に一致していない点はご留意ください。
シリーズ一覧
マーケットプレイスの有効化
Nutanix Objectsを有効化するためには、まずはマーケットプレイスから有効化が必要(4-5分かかる)
※Prism CentralはSmall以上の想定です
マーケットプレイスからNutanix Objectsの有効化
マーケットプレイスにあるObjectsのパネルから有効化(Get -> Deploy)する
デプロイが終わるとApp SwitcherにObjectsの項目が出てくるようになる
Object Storeを作成
App SwicherからObjectsを選択すると最初のObject Storeの作成ウィザードが始まる
↓Nextで進める
今回は最低限の構成を意図しているため、Worker Nodesは1を選ぶ。
※Object Store NameはFQDNに反映されるため、証明書作成時のSubject Alternative Nameに影響する。
事前に作成しているSubnetとIPアドレスを入力する
Publicネットワークについても同様に準備済みのSubnetとIPアドレスを入力する。
※今回は最低限の構成を意図しているため、Storage/Public ネットワークで同じSubnetを利用している
入力が完了したらVaidateionを実行する(問題がなければ数分で完了する)
Validationの後は自動的に設定した内容でObject Storeが作成される(30~40分)
※Objectストレージを提供するWorker
VMやVolume GroupがNutanixクラスタ上に自動展開される
今回の検証では37分ほどで完了した
完了後の状態↓
次回予告
今回はNutanix Objectsの有効化とObject
Storeの作成まで行った。
次回からはObject
StoreにBucketsの作成と、Backupに必要となる設定を追加していく。
参考:
Objects
5.2 - Object Store Service Deployment
Objects
5.2 - Enabling Nutanix Objects
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