Prism Central GUIからのSingle Nodeのソフトウェアアップグレード

 概要

Prism CentralからSingle Nodeのソフトウェアアップデートをしてみた

 

関連ドキュメント

Prism Central Guide

https://portal.nutanix.com/page/documents/details?targetId=Prism-Central-Guide-vpc_2024_3:mul-pc-install-upgrade-nav-u.html

 

 手順①:インベントリの実行

Prism Central GUI Admin Center LCM から 管理下のクラスタのLCM Inventoryを実行できるようになっている(pc.2024.3 以降の機能)

 

  

手順②:クラスタのソフトウェアアップグレードの起動

LCM Inventoryとは異なり、LCMによるソフトウェア更新はPrism Central GUIInfrastructure Hardware > Clusters から該当クラスタを選択する。

 

  

Upgrade Software」のボタンを押下するとウィザードを起動できる

 

 

 ウィザードのAvailable Versionではアップグレード候補のバージョンが表示されるので、選択してアップグレードを開始するだけなので操作は非常に簡単。

 

アップグレード開始後はPrism Central GUI、もしくはPrism Element GUIのタスク等で進捗を確認できる

 

 

Prism Central GUITask進捗

 

 

 

  

 

  

Prism Element GUIでのTask進捗

 

 

 

 

 

 

Prism Elementでは、LCMの機能ではなく旧来のUpgrade Softwareの機能が利用されている。

 

 

  

補足:AOS以外のアップグレードはできない

 Prism Central GuideにもAOSしか記載がなく、実際のGUIでもAHVやその他のコンポーネントは選択肢に現れず、継続のUpgradeは行えなかった

 

その後、Prism Element GUILCM機能でAHVFSMのアップグレードは問題なく実施できた。

初めからPrism Element LCMで実行していればAOS/AHVは一括でアップグレードできていたはずなので、Prism Centralから実施するメリットは薄い。

 

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