Nutanix Volume Groupにデフォルトで存在するClientの正体
概要 Nutanix 環境で初めて Volume Group を作成する際に、初めから Client の候補が登録されている場合があるが、この正体は Prism Central である 事象 はじめて Nutanix 環境で Volume Group を作成する際に、登録した記憶のない iSCSI Initiater が初めから登録されていた。 正体の確認 redhat の名称があることから CVM や AHV などのコンポーネントが考えられる( Redhat 系列をベースにしているため) 実際に以下のコマンドで各コンポーネントの IQN を調べてみた cat /etc/iscsi/initiatorname.iscsi 結果として、この IQN の正体は Prism Central VM のものであるとわかった。 考えてみれば当たり前なのだが、 Prism Central は Data Service IP を iSCSI Target とする Volume Group を参照しているため、 Prism Central を Self Managed 構成にしている場合は Prism Central の IQN は初めから存在する形となる。 関連コマンド iSCSI セッションの確認 Prism Central VM で以下のコマンドを打つと Data Service IP との iSCSI セッションがあることがわかる。 iscsiadm -m session 例 nutanix@NTNX-192-168-80-160-A-PCVM:~$ sudo iscsiadm -m session tcp: [1] 192.168.80.69:3260,1 iqn.2010-06.com.nutanix:ntnx-k8s-92501053-6225-4b4d-b9c7-e812e7f8f58c-t...