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Single Node構成の破壊と再構築(RF1->RF2)

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  概要 ラボで Nutanix Single Node の破壊( Destroy )と再構築を実施したのでその際のメモ。 再構築の理由としては Single Node 構築時にうっかり RF1 で構築してしまったので、 RF2 に変更するため。     クラスタ破壊前の Fault Telerance     ↑ Prism Element の Dashborad で Cluser Fault Tolerance が 0N/0D となっており、データの冗長性がない状態になってしまっている。     関連ドキュメント   Destroy Cluster https://portal.nutanix.com/page/documents/details?targetId=Advanced-Admin-AOS:app-cluster-destroy-t.html   Prism Central からの Unregister https://portal.nutanix.com/page/documents/details?targetId=Web-Console-Guide-Prism:mul-register-wc-t.html     Prism Central からの Unregister 該当クラスタが Prism Central に登録してある場合は、まずは登録解除をする必要がある   !!注意!! 一旦クラスタを Prism Central から登録解除をすると基本的に二度と再登録はできません。 登録解除したクラスタは破壊することが前提となる操作ですので、別の理由で登録解除する場合はご注意ください。   クラスタ側からの登録解除 cvm$ ncli multicluster remove-from-multicluster external-ip-address-or-svm-ips=pc-name-or-ip username=pc-username password=pc-password   クラスタ ID の確認 c...

Nutanix Objects をPCBR用にセットアップする(バックアップ&リストア)

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  前回まで 前回までで Bucket の作成が完了し、 Object Store 側の設定が完了した。 準備編 Object Store作成編 Bucket作成編 今回は Prism Central Backup の設定と、環境への Restore を検証していく。     免責事項 本記事はテスト目的などで手軽に構築することを目的としているため、 必ずしも要件は推奨事項に一致していない点はご留意ください。     PCBR の Point in time backup のターゲットに Nutanix Objects を設定する。   前回までで Objects 側のセットアップは完了したので、いよよ PCBR の Point-in-time バックアップの設定をしていく。     Piont-in-Time Backup のタブから Protect Now を押下して設定を開始する。       Endpoint Type で Nutanix Objects (デフォルト)を選択する。 その他の項目については前回までに設定した Object Store と Bucket の設定値を入力する。 証明書のアップロードは Optional となっているが、今回の検証では自己署名証明書を使っているので CA 証明書のアップロードが必須となる。 ※ Bucket作成編   Authentication に関しては Bucket に権限を登録したユーザの Access Key と Secret Access Key を入力する ※ Object Store作成編     設定完了直後は Status が Paused となっている     その後少しして自動的に Sync が開始される。     以降は設定した RPO に応じて自動的にバックアップが取得される。       Restore してみた   まずは Prism Cen...

Nutanix Objects をPCBR用にセットアップする(Bucketsの作成と設定)

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  前回まで 前回は Object Store の作成まで行った。 準備編 Object Store作成編 今回は Bucket の作成と設定を行う。   免責事項 本記事はテスト目的などで手軽に構築することを目的としているため、 必ずしも要件は推奨事項に一致していない点はご留意ください。     シリーズ一覧 準備編 Object Store作成編 Bucket作成編   PCBR実行編 Buckets の作成と設定   前回までで Object Store を作成したので、実際に Prism Central のバックアップを保存する Bucket を作成する。 Bucket タブの Create Bucket から作成ウィザードを起動する       Bucket には PCBR 用の設定が必要となるため合わせて実施する。 まずは Bucket 作成時に以下の用の Versioning を有効化し、 Lifecycle Policy も設定をしておく。 ※公式にサポートされている Prism Central のリストアポイントは 30 日以内に限られる。         Bucket の作成が完了したら、 Actions から Configure WORM を選択し、 WORM の設定を追加しておく。 ※公式にサポートされている Prism Central のリストアポイントは 30 日以内に限られる。       次に Objects のナビゲーションの Access Keys から、ユーザを登録する。         ユーザ作成の流れで Generate Keys と Download Keys を実行する     後々で必要となる Access Key と Secret Key が記載されたテキストファイルがダウンロードされる         ユ...