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Qemu/KVM開発へのNutanix社の貢献状況の確認

  概要 Qemu/KVM の git log から Contributor (企業別)を確認してみた。   参考サイト https://gihyo.jp/admin/serial/01/ibm_kvm/0001 https://note.com/yamblue/n/n7b8f88578af6     確認対象のレポジトリ Qemu は最新バージョンで確認をする https://github.com/qemu/qemu   KVM は Linux Kernel に組み込まれているので Linux kernel のバージョンで指定する必要がある。 今回は  v6.14.7 と、 AHV 10.0.1 のベースになっていると思われる v6.1.92 の 2 つで確認をする   Git clone する際に必要となる tag 名は以下から確認した。 https://git.kernel.org/pub/scm/linux/kernel/git/stable/linux.git/refs/tags     確認方法 gitdm というスクリプトを利用する https://github.com/OSSystems/gitdm     手順①: OS の準備~ Git の Install Ubuntu 24.04 LTS を利用を検証用に準備した。 デフォルトで Git がインストールされていたが、もしない場合は以下のコマンドでインストールする。 # sudo apt -y install git   手順②:必要なレポジトリをクローンする   git clone を実行する( Linux kernel はタグを指定する) $ git clone https://git.kernel.org/pub/scm/linux/kernel/git/stable/linux-stable.git v6.1.92 $ git clone https://git.ker...

Network GatewayのNTP/DNS変更する方法

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  この記事は、 Nutanix Advent Calendar 2025 の 5 日目として書きました。   お詫び 予定では NCM-MCI の受験について記事を書く予定でしたが、 都合により受験が延期になってしまったので、保険としてストックしていた記事にて代えさせていただきます。       今回の内容 Nutanix Flow Virtual Network で VPN や BGP を利用するときに構築する Network Gateway というコンポーネントについてです。 Network Gateway は Nutanix クラスタ上の仮想マシンという形態で提供されます。 Network Gateway 自体は Flow Virtual Network を利用する上で必須ではありませんが、たとえばオーバレイネットワークを No NAT で外部接続する際に、 BGP を利用してオーバレイとアンダーレイでルーティング情報を自動的に交換するような場合に必要となります。   今回の記事では私がラボで Network Gateway を用いて BGP でルート配布をした際にハマった内容について共有します。       Network Gateway のステータスが Up にならない!   Flow Virtual Network での VPC やオーバレイネットワーク作成や、 Network Gateway の構築手順等については省かせていただきます(高品質な先人のブログに譲ります)。 とりあえず、偉大な先人たちのブログを見ながら Network Gateway を構築したところ以下の図に要に Network Gateway のステータスが Up にならない、という問題に遭遇しました。           Down の理由についてはアラートから確認することができます。       アラート画面内にリンクされている KB の手順( Curl コマンド)でもエラーの...

Nutanix Volume Groupにデフォルトで存在するClientの正体

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  概要 Nutanix 環境で初めて Volume Group を作成する際に、初めから Client の候補が登録されている場合があるが、この正体は Prism Central である     事象 はじめて Nutanix 環境で Volume Group を作成する際に、登録した記憶のない iSCSI Initiater が初めから登録されていた。       正体の確認 redhat の名称があることから CVM や AHV などのコンポーネントが考えられる( Redhat 系列をベースにしているため) 実際に以下のコマンドで各コンポーネントの IQN を調べてみた   cat /etc/iscsi/initiatorname.iscsi     結果として、この IQN の正体は Prism Central VM のものであるとわかった。 考えてみれば当たり前なのだが、 Prism Central は Data Service IP を iSCSI Target とする Volume Group を参照しているため、 Prism Central を Self Managed 構成にしている場合は Prism Central の IQN は初めから存在する形となる。     関連コマンド iSCSI セッションの確認 Prism Central VM で以下のコマンドを打つと Data Service IP との iSCSI セッションがあることがわかる。 iscsiadm -m session   例   nutanix@NTNX-192-168-80-160-A-PCVM:~$ sudo iscsiadm -m session tcp: [1] 192.168.80.69:3260,1 iqn.2010-06.com.nutanix:ntnx-k8s-92501053-6225-4b4d-b9c7-e812e7f8f58c-t...

Single Node構成の破壊と再構築(RF1->RF2)

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  概要 ラボで Nutanix Single Node の破壊( Destroy )と再構築を実施したのでその際のメモ。 再構築の理由としては Single Node 構築時にうっかり RF1 で構築してしまったので、 RF2 に変更するため。     クラスタ破壊前の Fault Telerance     ↑ Prism Element の Dashborad で Cluser Fault Tolerance が 0N/0D となっており、データの冗長性がない状態になってしまっている。     関連ドキュメント   Destroy Cluster https://portal.nutanix.com/page/documents/details?targetId=Advanced-Admin-AOS:app-cluster-destroy-t.html   Prism Central からの Unregister https://portal.nutanix.com/page/documents/details?targetId=Web-Console-Guide-Prism:mul-register-wc-t.html     Prism Central からの Unregister 該当クラスタが Prism Central に登録してある場合は、まずは登録解除をする必要がある   !!注意!! 一旦クラスタを Prism Central から登録解除をすると基本的に二度と再登録はできません。 登録解除したクラスタは破壊することが前提となる操作ですので、別の理由で登録解除する場合はご注意ください。   クラスタ側からの登録解除 cvm$ ncli multicluster remove-from-multicluster external-ip-address-or-svm-ips=pc-name-or-ip username=pc-username password=pc-password   クラスタ ID の確認 c...